寒冷の候 読者諸兄におかれましては、変わらずご健勝のことと存じ上げます。
BRICs→VISTA→MINTs(メキシコ、インドネシア、ナイジェリア、トルコ)
成長期の国を表す言葉の変遷である。ミントなんて洒落てるじゃあないか。
VISTAはなんとなくイメージが悪いのかそれほど流行ってない感がある。
どうせならSEVENとかにしたらいいのに。
てか語呂合わせを必死になって考えているんじゃないか?経済学者はアナリストは?
さて、相も変わらず古文書の解読に興味があるわけでして。
古文書といっても近世ですが、古いのか古く無いのかよく分からない。
所謂ミミズのような墨絵はくずし字と言うようで、江戸で流行ってた書き方が
「御家流」と言うらしい。それと、解読するには文化というか定型の書き方や
言い回し、決まり文句みたいなものを理解しないことにはとっかかりがないので
読むのが困難らしい。
くずし字というのは自由奔放、省略、時節の挨拶やら結びの文句やらは書くのに
文字そのものを省略である。簡略化だぜ文明の利器は。
電子メール社会になってからは時節の挨拶なんて書かずに、
「毎度お世話になっております」
ぐらいしか書かないのだが、たぶん向こうも読んでるのか読んでないのか
分からないレベルだが、なんとなくあるとコミュニケーションが円滑にいくのであろう。
その中でも良く使われる「候」であるが、これがくずし字になるとひどい。
手元にある「近世地方文書字鑑」(なんで持ってるんだよ)
によると、最終的には「候」は「ヽ」みたいにくずしてしまう。
「御座ヽ」
御座まで書いたんだから後に続くのは「候」しかないだろ?形なんてどうでも
いいだろう?その思いが伝わるかどうかだろう?そういったところである。
よって
「ヽ」
である。当時の知識人なら点とみたら、「あっこれは『そうろう』だなふふふ」と
思わずひとりごちているはずである。
これを現代の電子メールに応用するならば、
「いつもお世話にヽ」
相手にメールサーバーの障害を疑われる恐れがあるが、
いつも書いているのだから、分かるだろう。
或いは
「いつもお世話にヽ(←この点は『なっております』の意)」
驚くべきことに、省略する前より情報が薄まり、データ容量が増えているのである
これは不可思議である。これはいけない。
したがって、
「い…(要するにまいど)」
ちょっと短くなったね。「要するに」と書くぐらいなら、最初から
「まいど」さらに短くして「毎度」でいいんじゃないか?
「毎度」
ちょっと、堅い。
「毎度!」
元気がよろしい。
「毎度!」
元気を半分にしてみた。丁度いいかもしれない。
いまでこそ方言というか関西弁は全国に浸透して来たので、これはどんどん
使ったほうが良い。略せるものは略したほうがいい。
僕が小学生の頃は言葉を略して行ったら最終的に言語が消滅して
しまうんじゃないかと心配していたが、当分なさそうである。
しかしながら科学技術(予算削減される?)によってテレパシーで
コミュニケーションが成立したら、どうなるだろうか?
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ここはとある人の感情を解析するデバイスを開発中の研究室。
ディスプレイに表示された言葉はあまりにも衝撃的だった。
「毎度!(どーでもいいけど)」
とかになってしまって、教授も難しい顔をしてしまう。
確かにそう思っているけどこれが世の中に出てしまったらきっと大変な事になる。
あらゆる美談・美辞麗句が砂上の楼閣のように危うい。
世の中の人々はこのパラダイムシフトについていけるだろうか?
この世界を飛び交う言葉達は、希望を産み出している。
皮肉的に用いられようともそれが喜び、希望なのだ。
教授は苦悩の末、資料を全て消去してしまう。
それを一人の学生(実はスパイ)がスキャベンジングでその資料を発見してしまう。
学生はその資料を本国に持ち帰り、まったく反対の意味で伝わるように、
NAND回路(NOTではなくなにがなんでもNANDそう教えられる)のようなものを
回路図に書き足して、敵国で商品化するのである。
学生(実はスパイ)はふへへ、てな具合で敵国の行く末を見守っていたのだが、
様子がおかしい。
まったく反対の意味なのに、通じている。みんな楽しそうにしている。
一体これはどういうことだ?学生(実はスパイ)は意味が分からなかった。
敵国を疲弊と猜疑心の国にしようと思ったのに、これは期待はずれ。
the world is toooooooo flattery!
時が過ぎ、学生(もうスパイでいいだろ、でもやめて酒とか飲みまくってる)は
一通の手紙を発見する。
それは教授の遺した最後の手紙だった。
「私は大変な事をしてしまった。正常な感情解析回路にNAND回路を加えて
感情を反転するようにしてしまったのだ。」
とかなんとかで、実は世界は君が思うよりも希望にあふれてるっていう話。
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で、僕はフリスクとか苦手なので水を飲むことにしヽ
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