通貨危機。それは突如としてやってくる。
私の定点観測によるとスーパーのあずきペプシが最初から98円という破格ではあったがついに88円になった。
私は結構いけると思ったのだが、どうやら売れていないようである。まぁ私も1本しか飲んでないのであるが・・・。
これはたぶんデフレとは関係ないのであるが、
もし通貨危機が起こりあずきペプシが128円→198円→498円→698円→980円となったらどうであろうか?
それも、あずきペプシだけである。
このひとつの商品だけが突然値上がりする現象は一層問題を複雑にする。
ためしてガッテンでこれで米を炊くと赤飯がうまく炊けるとかそんな放送がなされて、突如としてプレミアムが発生したのであろうか?といった、いらぬ妄想をしてしまう。
いわゆる定価を超えた時点で人は何か得体の知れないことが起こっていると思うだろう。
googleで検索してもニュースにはなっておらず、誰か良く分からない人のブログで下記のように記述されている。
「あずきペプシ、やべー」
とか、書いてあるだけだ。ただ驚嘆しているだけであってなんの考察もないのである。
そもそもあずきペプシの何が「やばい」のか皆目見当がつかない。
他を探してみてもこの状況をアカデミックに解説しているものがないのである。
なんと言えば良いのか、Webには例えどんなことでも何かしらの解説がされているだろうという高度情報化の病のようなものに侵されてしまっているのである。なんでも答えが見つかると思ってはいけない。それは誰かが考察しているからこそ成り立っているのであって、
誰もがそこにあるという了解の元、考えることおよび表現することを放棄してしまっては到底成り立たない曖昧な世界にいることを
認識しなければならない。
なんか大仰な事を書いてしまったが、話を戻そう。通貨危機である。私はあずきペプシが安価で入手できるスーパーに行く前に
コンビニによったのであるが、
「ただいま1円玉が不足しております。ご協力をよろしくお願いいたします」とある。
私は1円玉を持っていなかったし会計は1円単位の端数はなく、白銅製の百円硬貨で決済したので、これといった問題はなかった。
だが、これは通貨危機である。補助通貨(補助貨幣)危機である。
この小さな店舗では1円玉が3円ぐらいの価値を持っているだろう。
なにしろ不足しているのだ。血液検査の結果が貧血気味であるので鉄分が不足していますという場合は
レバーとかほうれん草を摂取せよと言われる状況である。それも、普段の3倍は食べなさいという状況である。
ここで店主は一計を案じる。店中の商品の値段を3倍にし、1円玉で決済する場合は3分の1の値段で提供するという暴挙にでる。
つまり、あずきペプシは450円となるが、1円玉で決済する場合に限り150円とする。ところが人々は150枚の1円玉を持つことはない。
大体、10枚を超えた時点で財布が膨らんで、収まりが悪くこの硬貨を使ってしまいたいという衝動に駆られてしまい使ってしまうのだ。とても150枚などない。きっとその店は他のコンビニ様の店舗に客を取られてしまうだろう。
だが、それも長くは続かない。他のコンビニも値段が1.5倍→2倍→3倍の道をたどるのである。したがって、1円玉の価値も2倍→3倍→5倍→10倍・・・。
ふとコンビニの募金箱に目をやると、空っぽであった。まさか、そんなはずはない。
1円玉を笑うものは1円に泣く。本当に通貨危機はおそるべしである。
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